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saxeblue
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2017年08月19日

シリアスなはずなのに・・・・

私は中学生の頃から「金田一少年の事件簿」のファン。
特に初期の頃の作品が好きで、今でもたまに読み返したりするんだけど、つい最近、その金田一少年尾事件簿のスピンオフ作品が話題になっていると知り、興味が湧いた。
名付けて「金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿」。
本編は金田一少年が探偵役として活躍するストーリーだけれど、こちらは名前の通り、犯人視点のストーリー。
しかもこれまでの作品の中で金田一少年が推理し、その罪を暴いてきた犯人たちが主人公という、まさに異色もの(笑)
たとえば栄えある1回目は初期シリーズ1巻の1作目「オペラ座館殺人事件」の犯人が主人公。
一応ここでは名前は伏せるけれど(笑)作品中では初っ端から犯人の名前がフルネームで堂々と明かされているので、未読の人は注意しなきゃいけない(笑)
金田一少年って要所要所にコミカルな部分はあるけれど、殺人事件を扱うものがほとんどであるという性質上、基本的にはシリアスな展開になる。
オペラ座館殺人事件もそうだったんだけど、このスピンオフ作品は終始コメディタッチ。
オペラ座館殺人事件では、事件の前に顔を包帯でぐるぐる巻きにし、頭には帽子、さらにトレンチコートを羽織った姿で犯人が館にチェックインするという設定なんだけど、「果たしてこの状態でチェックインできるのか・・・それに尽きる・・・!」というセリフから始まり、もうギャグのニオイしかしない(笑)
犯人ならではの苦労がよくわかるのだけど、本編とのギャップがあまりにもあって、これは秀逸すぎる・・・。
そういえば同じように犯人視点で、金田一少年の目を欺き続けるというゲームがあったなあ・・・。
あれもつっこみどころ満載で面白かったけど、もしかしたらあれからアイデアを得たんじゃないかという気がしないでもない(笑)


Posted by saxeblue at 11:34